2010生まれ花子と2013生まれ太郎の家庭学習ブログ

2/28 近刊おすすめ「えほんからとびだしたオオカミ」

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ティエリー・ロブレヒト「えほんからとびだしたオオカミ」岩崎書店

ehonmamaの絵本の選び方は面白かった絵本が1冊あれば、そのシリーズを読み、その作者の他の本、その絵をかいた人の他の本、その出版社の同じ規格の本と繋げながら選んでいくことが多いです。特になければ絶対的な信頼感のある福音館こどものともシリーズ、かがくのともシリーズから探す。それもなければブックガイドからとなります。そんな探し方なので、最近出た本、特に海外絵本には疎いです。それでもこの絵本を手に取ったのは表紙が本棚だった(本好きの方にはわかるでしょうか。たとえ絵でも他人の本棚をみるとついつい眺めて背表紙をよもうとしてしまいます)、訳者が石津ちひろさんだったからだと思います。(石津ちひろさんは花子が好きで何度も何度も読んだくだものだもの等をかいた方です)まぁその時はそこまで考えてもなく、なんとなく手に取った訳です。

子どもの本棚から一冊の絵本がおっこち、そこから絵本にでていたオオカミがころがりおちてきた。オオカミは絵本に戻ろうとするけど、元いたページと違うページに入ってしまい、中にいた羊から追い出されてしまう・・それで違う絵本に入ってみるけど結局いられない・・・困ったオオカミが最後に入った絵本には赤いずきんをかぶった女の子が”おおかみが現れなくておはなしが進まない”と泣いていた。そして・・・”オオカミがおれがかわりになるよ”と言いながら結末がないままこの絵本は終わります。ehonmamaはちょっとちょっとオオカミさん着いていったらダメだよ~。え!?これで終わっちゃうの?となったのですが、花子は見えない先を予測する力がないのでこの絵本の面白さがわかりませんでした。まず前提として赤ずきんの話を結末まで理解していること。その話と比べ、赤ずきんとオオカミの立場が逆転されていることに自分で気が付いてこそドキドキしながら楽しめる絵本です。花子には早かったので1年後か2年後また読んであげたいと思います。

 

 

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