久しぶりの衝撃、川上未映子「君は赤ちゃん」を軽く超える「かなわない」
育児エッセイコミックの王道は
東村あきこのごっちゃん。
では文芸は?
以前、川上未映子の「君は赤ちゃん」を読みました。
出産後の愚痴愚痴をメンタルをこまかーく明け透けに書いてくれています。
正直、そこまでいう事?と思わなくもないですが、今の時代特有の子育ての大変な部分が切り取られています。
で、たまたま手に取った「かなわない」これかなわないですよ、植本一子には。
前知識なしで読み始め、育児辛いあるある!と読み進めていくとだんだん怪しい雲行きに。
母になって女ではなくなってしまう辛さから脱却し、また女になる。
っていうか恋しちゃって不倫しちゃってます。
そのテンションは「あなたのことはそれほど」のみっちゃんレベル。
これ出版されたの2016年なんです。
ここに感想を残そうと思いながら1年たち・・・
どうして今こう書いているかと言えば
新刊発見しちゃいました。
母との絶縁、義弟の自殺、夫の癌―写真家・植本一子が生きた、懸命な日常の記録。
きっと 今回もはずれないことでしょう。
早く読みたい。
どれだけ暴走しているかな・・・