ごまかしがきかなくなった子へ贈るハロウィーンの本
今夜はブギーバック、ラブリー。
まっちゃんに王子様といじられてからもう20年は経つ?
小沢健二がまた日本の表舞台にかえってきて来ています。
流動体について、SEKA INO OWARIとのコラボ。
そして絵本というよりは児童書?不思議な本が出版されていました。
タイトルは「アイスクリームが溶けてしまう前に」福音館から出ています。
けっこう攻めているけれど福音館!ビックリ!
エッセイのような物語のような小さなお話が続きます。
年齢や国籍によってハロウィーンのとらえ方がかわることがお話を通してわかります。
はじめは衣装を親と手作りしていたけれどある時、売られている衣装が欲しくなる。
「コスチューム買ってくれ」症候群と名づけられていました(笑)
でも買った衣装もなんとなく違う。
気付いた子供たちは今度は友達と奇抜な衣装を作るようになる。
そしてそんな時間がもうすぐ終わることに気が付いてしまう。
この辺に小沢健二らしさが出ていました。
思春期に入り始めのもやもやしだした時に読めたら良かったな。
扱いにくくなったらそっと置いておくことにしよう。
アイスクリームが溶けてしまう前に (家族のハロウィーンのための連作) (福音館の単行本) [ 小沢健二と日米恐怖学会 ] 価格:1,512円 |
価格:2,935円 |