かちかちやまの読み比べ
今手元には3冊のかちかちやまがあります。
最初に買ったのは古書店にてワンダー月刊絵本のワンダー民話選のもの。
ワンダー民話選はA5サイズの小ぶりで製本がほっこり可愛らしいです。物語絵本が苦手だった花子は3才後半位から本棚にスタンバイされていましたが、手に取ったのは1年以上後です。その後何度も読み返すようになりました。
あのシーンはこんな感じ
次に年中にあがってチャイルド社の日本の昔話を定期購読し、7月号としてかちかちやまが届きました。これも長い間ねむっていて最近になって読んでいました。
繰り返し読んで楽しんでいたので、ここらで本気のかちかちやまを。と思い瀬川康男松谷みよ子によるフレーベルのむかし話シリーズの中の一冊です。装丁もかなり凝っています。
そしてあの場面
じっくり絵を鑑賞したかったのですが、花子は怖くて早くめくって!と叫んでいました。
火傷を負ったたぬき、またまた騙されているとはしらずにこんな笑顔を。
3冊ともお婆さん、たぬきが死んでしまったという表記があったりなかったりしていますが、汁にされるにはいたっていません。
ehonmamaの中では昔話といえば、テレビのまんが日本昔ばなし。
あの市原悦子の語り口調で読むことができるのが最後にあげたフレーベルのものでした。花子は怖いので自らこの絵本を手に取ることはないですが、先の2冊を読んでないと、読むことすら出来なかったかなと思います。
なのでそれがイチ押しとも言えないのでいろいろ読んで違いを楽しんでください。