イメージできない花子
花子の春休みが始まり10日以上になりますが・・・
つ、つ、疲れる・・・・
着替えや食事などの手がかからなくなってきているのにどうして一緒にいるとこんなにも疲れを感じるのか。
今日の場合はこうでした。
ehonmama「花子、今日は冷凍庫に白くて丸くて甘いものあるよ。開けてごらん。」
花子「なんだろ~、たぶんあれだと思う。おもちの!(雪見だいふくのこと)」
ehonmama(もう嫌な予感を感じる)いや~雪見だいふくじゃないよ。青色も入っているかな~どうだったかな~」
花子(冷凍庫をずっと探すが目の前にあっても見つけられず)「どれ~?」
ehonmama「これだよ。」
花子「違う!違う!ち~が~う~!」
それからかんしゃくを起こしてしまいました・・・
花子にとってこのカップアイスは”白くて丸い冷凍庫にある甘くて美味しいもの”にはあてはまらないのです。
確かに表現は上手くなかった・・・
でも冷凍庫を開けて探している間にこれかもって検討つけられるかと思ったけれど甘かったです。
花子は概念の力が遅れていて(4才3ヶ月の時点で3才以下)他人と共通のイメージを持つことが苦手です。
あーお母さんは白くて丸いとかいってたけど、このカップアイスのことだったのか、私の予想と違うけどこのことだろうな。
ってことにはならないのです。
なので朝から晩まで私の言ったことを訂正してきます。
何度もつ続くと揚げ足ばっかりとって・・・と感じてぐったり。
花子にとっては見たまんまを言っているだけなのでしょう。
育児は忍耐力を試されているとつくづく感じます。
この本はアスペルガー、LD、ADHDのこどもが生活しやすくなる工夫がたくさん。小学校にあがってからの勉強のサポートなどが詳しくかかれています。
具体例が多く、実践向けです。
こうすれば親も子も、楽に日常生活が送れるんだ!と思いましたが一方でここまでしないと気持ちの良い日々を過ごすことができないんだとも思いました。
最後の108番目 いったいいつになったら落ち着くの?の問いに対して
そんな日はきません
と。
潔すぎて逆に爽快です!