共感するばかりの人気ブロガーアマミモヨリ「うちの子は育てにくい子」
花子(5才9ヶ月)が自閉傾向があると言われてから、いろいろな本を手に取り読みました。
最近は発達障害の本は有象無象もあり自分で選択する必要があります。
この分野は知見が大きくかわっているのでなるべく新しい本をとることが多いです。
(佐々木正美先生は別)
ちょっと疲れがたまっている時なんかは体験談を読んだりしています。
最近手に取ったこの本はお子さんの特徴に花子がかなり近くて、そうそう!とうなずくエピソードが満載でした。
ー本文よりー
「たまには一人で遊んでほしいよ」パパはいつもそう言いました。
ヒルマの思う通りに動かさないと、わたしたちはひどく叱られるのです。
一人で遊ぶより、こうして人と関わって遊んだ方がいいに決まっていると信じて頑張りました。
なのでがく然としたのです。
それが人を巻き込んだこだわり行動で、生きた人形を相手にした「一人遊び」だと知ったときは。
全く同じ状況で同じことを思い、事実を知った時のぞっとした思い。よみがえりました。
人を人とも思わない王様のような態度とずっと思っていましたが、
それが本当に人と思われていなかったのですから。
ほんわかした絵と文章ですが、現実はけっこう大変だと思います。
親子お互いが楽になるための、お母さんの心構えや声のかけかた、行動の工夫がかかれています。
子どもをかえようとする前に大人がかわった方が楽。
子どもなりに追いつく日がくる。
そういうことに気が付く本です。