2010生まれ花子と2013生まれ太郎の家庭学習ブログ

年度末には必ず読みたい「みんなともだち」「おおきくなるっていうことは」

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中川ひろたか 村上康成「みんなともだち」童心社

中川ひろたか 村上康成「おおきくなるっていうことは」童心社

 

2年前花子が満3で幼稚園に入園した時に担任の先生に勧めていただき、それから毎年このシーズンになると読む絵本です。「みんなともだち」は”みんないっしょにおさんぽした みんないっしょにおおきくなった”と振り返りながら卒園式を迎え、”がっこういってもずっとともだち”と締め括ります。「おおきくなるっていうことは」はタイトル通り”大きくなるっていうことはあんまりなかないってこと”などとあげていって最後に「またひとつおおきくなったおめでとうみんな」との園長先生の言葉で終わります。どちらもとても平易で簡潔な文章です。年長さんはもちろん、引越しや進級でクラス替えなどで多少なりともお別れのあるシーズン。「みんなともだち」を通して花子の周りのお友達との思いで等を振り返ります。「おおきくなるっていうことは」も読みながら花子と一緒に大きくなるってことはどんなこと?と考えたり、ehonmamaからみたこの1年の成長を絵本を真似して”おおきくなるっていうことはお弁当を残さないで食べられること”などと付け加えたりします。花子は助けを借りずに自分でやりたい!という気持ちが強いので些細なことでも言ってあげるととても喜んで自信に繋がっているみたいです。親子で1年の出来事を振り返ることのできる絵本です。

この本はピーマン村の絵本たちというシリーズで10冊以上出ています。遠足、芋ほり、運動会など園生活でよくある行事をテーマにしていて、一通り読んであげると不安が強い子でも少し先が見通せて安心につながると思います。上記2冊はちょっとしんみりしていますが、他はゆーもらすでひげの園長先生がちょこちょこやらかしていて笑えます。

 

 

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